ネコリグとは

ネコリグとは、主にストレートワームの頭にネイルシンカーを埋め込み、フック(鈎り)をワームの中心部に刺して釣る釣り方の事をいいます。フックがワームの中心部に刺されている事でシェイク(ワームが生きているように動かす事)するとかなりリアルにクネクネ動くのでブラックバスを釣りたい初心者の方にオススメです。
ちなみに、ネコリグの由来はその場所にいるバスをねこそぎ釣るって由来からネコリグって名前が付いたそうです。
ネコリグはダウンショットリグ同様、釣る為には必要不可欠なリグなので実釣に活用してください。
メリット
- 初心者でも簡単に動かせる
- ピンスポットに対してかなり釣れ易い
- ボトム(底)付近にいるバスに対して有効
- フックの使い分けで根掛かりしにくい
- 春夏秋冬オールマイティーに使えます!!
ネコリグの作り方
ネコリグに必要な物はフックとネイルシンカーとあったほうが便利な『収縮チューブ』です。 まずは、フックから説明していきます。
ネコリグのフックの種類
ネコリグでは、用途に分けて主に2種類のフックを使う事があります。


マス針(写真左)とオフセットフック(写真右)
マス針だったら、これが使ってて1番針掛かり良く、♯4がオススメです。
マス針
マス針には、さらに『ガード』というのが付いているマス針があります。

このガードのメリットは、根掛かりしにくいです!フックの先が障害物に当たって引っかかりそうになっても、先にこのガードが根掛かりしそうな障害物に先に当たるので、ガードしてくれます。
オフセットフック
オフセットフックはネコリグにおいては、あまり使う人は少ないです。
メリットとしては、
- 大きいワームを使った時のワームの身切れが少ない
- 大きいワームを使う場合、テキサスリグ感覚で扱える
- フックをワームの中に埋めて使うから、根掛かりにくい
オフセットフック仕様でのネコリグの使い方はこちらの方からどうぞ
オフセットフックを使ってネコリグをするならこのフックがオススメです。
マスバリでも同様の事ができます。
hayabusaスタッフの川村光太郎プロ監修のこのマス針を使えば、オフセットフック同様にフックをワームの中に埋めて使用出来るんでおすすめです。
俗に言う『スナッグレスネコリグ』です。
ネイルシンカー

ネイルシンカーは棒状のシンカーになっていて、ワームのお腹や頭に挿して使用します。ネイルシンカー選びに大切な事は、・入れやすい ・抜けにくい この2つが1番大切です。
オススメのネイルシンカーは【ジャッカル】のネイルシンカーです。
※シンカーを奥まで挿れ込んでライターで挿し込み口を炙ると、穴が塞がって抜けなくなる方法もあります。
収縮チューブ


収縮チューブとはこれですね(画像上左)ワームに付ける時はこうやって装着します(画像下)
この収縮チューブを付けてネコリグを使用すると、バスを掛けてもワームが飛んで無くなり難いです。
オススメは【G7/プロテクトチューブ】です。
サイズが「3mm」「3.5mm」「4mm」「5mm」「6mm」「7mm」とあるので使用するワームの大きさに合わせて使用してください。
僕は、3.8インチのワームで「4mm」を使用しています。4.8インチのワームで「5mm」の収縮チューブを使用しています。

※収縮チューブを付けていないと90%の確率でバス1匹掛ける度にワームが飛んでロストします。
ネコリグの動かし方
ネコリグの動かし方は最初の動画で見ているのと一緒で、基本的にシェイクしてステイするだけです。杭などの縦に長いストラクチャーに対してはタイトに落として30秒放置しても全然食ってきたりもします。小刻みにシェイクしたりゆーくりシェイクしても大丈夫です。
自分の場合は3秒~5秒シェイクして3、4秒ステイさせています。
バスが食ってきたら手元まで”コン、コン、グーン”って分かりやすいアタリが伝わってくるので、伝わってきたらフッキング(竿を立てて口に針を掛ける事)をしましょう。
また、不意に”コン”って伝わってきて、ん?アタリ??って思う時があれば、ラインを巻かずに竿で糸を張ってあげて、竿先を見つつ6秒位待ってみましょう。もし、バスのアタリだったら穂先が引っ張られますが、根掛かり等だったら、動かないので、再度アクションしてバスを誘いましょう。
この動作が『アタリを聞く』って動作になります。アタリか根掛かりかを見極める事はすごい大切なことです。 根掛かりして強引に外そうとするとその周辺が場荒れして釣れなくなるので、根掛かりした時は気を付けて外しましょう。
ネイルシンカーの重さの選び方
ネイルシンカーの重さの選び方は、使っているタックルにもよりますが、ダウンショットリグ同様、初心者の方は、底に着いている感覚や石などに当たる感覚が分かる重さを使いましょう。初心者の方は「2.2g」がオススメです。それでも「全くわかんない?」って方は、より重いシンカーを使って底に着いている感覚が分かる重さを使いましょう。
自分は、基本的には「1.8g」スタートです。バスが中層に浮いていたりしたら、シンカーを「1.2g」や「0.9g」に変えたりします。バスが”今”いる層に合わせてシンカーの調整をするのが1番釣れるコツです。
馴れてみたら是非、今の季節に、魚がいまどこの層にいるのか考えながらシンカーの調整をしたりしてみてください。
ネコリグにベストなタックル
まずは、ロッドは、スピニングでする場合は、『UL』か『L』のパワー表記のロッドがオススメです。
ラインに関しては、細くすればする程違和感をバスに与えずに食わせやすいってのはありますが、細くなればなるほど切られやすくなるので、自分は、フィネスをする時はフロロカーボンの4lbを巻いています。
初心者の方は、なにも考えずにサンライン シューター FCスナイパー (4Lb)を巻いて釣りしてみて下さい。
【厳選】ネコリグワーム
その1
ゲーリーヤマモト/4インチカットテール

その2
ジークラック/ジークローラー4.8インチ
1パック500円台で買えます。マテリアル(ワームの素材)が柔らかくなっているのでバスが離しにくいです。個人的に1番コレで釣ってます。

その3
オーエスピー/ドライブクローラー

誰にだって、釣れない時はあります。
何回も同じコースに投げて釣れない場合は、コースを変えてキャストしてみたり、色や、シンカーの重さ、アクション、場所などを変えて、少しでも釣れるチャンスを増やすしかありません。
あとは、釣れると信じ続けてキャストを繰り返しましょう。
コメントを残す