フィネスとは、パワーフィネスとは、ベイトフィネスとは、
それぞれのメリットとデメリット、初心者にオススメのロッドからリールまでのまとめ。
まず、初めに最近のバス釣りでよく聞く、”フィネス”、について。
そもそも、フィネスとは、英語でFinesseって書きます。意味では手際のよさ、精妙さ、技巧、巧妙な処理、とかですが、バス釣りで使うフィネスは、またちょっと違った意味合いがあります。
バス釣りでの”フィネス”とは
きっと、ライトリグ?ん?何それ?食べ物?ってなる人がいると思うので、まずは、ライトリグについて詳しく書きますね。
※リグとは、仕掛けって意味になります。
ライトリグには下記のようなリグ(仕掛け)があります。
- ノーシンカー(リグ)
- ダウンショット(リグ)
- ネコリグ
- ワッキーリグ
- キャロライナリグ
- スプリットショット
- スモラバ
- ジグヘッド
※(リグ)は別にリグを付けて呼ばなくても釣り人には意味はちゃんと通じます。
フィネス(ライトリグ)の必要性について
現代のバス釣りにおいて、ライトリグは必要不可欠な存在になってきました。釣り人の増加によりブラックバスが釣られすぎて、ワーム(疑似餌)だと気付いたり、その時の湖の水質、水温などの変化や魚の活性(食い気)や、季節で大きく活性状況が変わってくるからです。
人間で例えると、
風邪などで、食欲が全くない時ってありますよね?
でも、お茶漬けやおかゆだったり、デザートは食べようと思えば、食べれますよね?
それと一緒で、ライトリグ=お茶漬けやおかゆ、デザートみたいなもんです。
なので、バスがお腹いっぱいの時や食欲が全くない時に有効なので、必要不可欠なのです。
フィネスには、具体的に3種類あります
・フィネス
・パワーフィネス
・ベイトフィネス
フィネスとは

UL〜L表記位までの柔らかいロッドに細いライン(フロロの2lb〜4lb)でライトリグを使って活性の低いバスなどを丁寧かつ繊細に釣る釣り方
初心者にオススメなフィネスロッド
初心者にオススメなリール
メリット
- 見えバスを釣るのに効果的
- 活性の低いバスを釣りやすい
- 年中釣りやすい
- 初心者の人でも釣りやすい
- とにかく1匹釣るなら間違いなくこれ!
- ライントラブルが少ない
デメリット
- ラインが切られやすい
- ラインが細いからカバーの中へキャストできない
- 釣りのテンポが遅い
パワーフィネスとは

・硬め(M〜ML表記)のスピニングタックルに太めのPEライン(1号〜2号)巻いて太いリーダー(10lb〜18lb)を結んでライトリグやライトテキサスをカバーに入れてカバーから強引に引きずり出したり、シャッド、フロッグ、クランク、などで釣る釣り方です。
自分は、PE1号に10lbをFGノットで結束して使用しています。
初心者にオススメなパワーフィネスロッド
メリット
- ベイトに比べてバックラッシュする事がほぼない
- スキッピングが簡単にできる
- ラインの太さを変えれば、ライトリグ〜重量系のルアー(シャッド、クランク、フロッグ、バイブレーション)幅広いルアーが使えます。
- 狭くてキャストがしづらい場所でもベイトリールと違い余裕で振りかぶらずに投げれる
- PEラインは劣化しにくいので、フロロ、ナイロンに比べて2倍以上長持ちします
- PEラインは比重が軽いので、飛距離がかなり伸びます
- フォール中のバイトが分かりやすい
- フリーフォールさせるのがベイトリールに比べて簡単
- ドラグ出さずにゴリ巻きして抜き上げられる
デメリット
- 特に岩に当たって擦れると一瞬で切れる
- PEラインの比重が軽いから風の影響を受けやすい
- ナイロン、フロロに比べて価格が少し高い
- リーダーとの結束が面倒
- キャスト時にリーダーとPEの結び目がガイドに当たる
- サミングしないとガイドに絡みやすい
- 軽すぎるライトリグを投げるには練習必要
ベイトフィネスとは
”この場所はライトリグを投げたいけどフィネスで掛けてもスピニングタックルじゃどうしようもないかも”って時などにフィネスより太いライン(8~14lb)を巻いてML〜M位表記のベイトタックルで軽いライトリグをバックラッシュする事なくベイトタックルでストレスなくフィネスが出来る釣り方です。
初心者オススメベイトフィネスロッド
初心者オススメベイトフィネスリール
ダイワ、シマノ、アブガルシアの中で1番安いベイトフィネスリールかつコスパ高いです!
メリット
- バックラッシュしにくい
- フリッピングやピッチングが低弾道かつ手返しよくプロみたいにカッコよくキャストできる
- フィネスより太いラインを巻いてるから強引にやり取りできる
- ライトリグから軽いテキサス、小型ルアーまでをオールマイティーに使える
- 釣りのテンポが早い
- オカッパリならこれ1本で十分!!
デメリット
- ベイトフィネス用のリールだと、太いラインがたくさん巻けない
- ベイトフィネス用リールが高価
- ベイトフィネス用のロッドが高い
- ビックベイト、フロッグ、パンチングなどの釣りには向かない
まとめ
これが1番良いとかは、どうしても個人差があるのでなんとも言えないですが、僕、個人としては、フィネスは絶対必要、3.5g位までは、パワーフィネス、それ以上の重さを使うときは、長さが7フィート3インチのMHのロッドを使用し、カバーの濃さでラインの太さを変えて使っています。なので、個人的には使ってないです。自分には必要ないと思ってるので。
元々フィネスより自分の釣り方がストロングスタイルってのもありますが、ベイトフィネスはあったら便利なのは、間違いないです!だって、ベイトフィネスタックルでオールマイティーに釣りが出来るから。
プロがベイトフィネスを使う理由は、試合中に効率よく魚を探して釣る為です。
スピニングで60cm刻みにキャストしていくのと、ベイトリールで60cm刻みでキャストしていくのでは、ベイトフィネスリールでピッチング、フリッピングしていった方がはるかに効率がいいです。
オカッパリでも、同じです。3、4本持ち運びながら1本でオールマイティーに釣りが出来れば気楽かつ移動するにしても疲れないし効率がいいですよね。
お金が偶然余ってて、なんかタックル一式欲しいな〜!ってなったらベイトフィネスタックル買ってもいいかと思います。
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