ワッキーリグとは

ワッキーリグとは、ワームの真ん中にフックを刺してるリグの事です。「ワッキー」とは、ワームの真ん中にフックを刺している刺し方です。
ワッキーリグは、バスが浮いている状況に1番効果的なので是非覚えてください。
ワッキーリグの作り方
上の画像のようにワームの真ん中にマスバリやジグヘッドを刺すだけなので、シンプルで簡単です。
メリット
- バスが中層に浮いている状況に効果的
- 縦スト(杭や木などの縦に伸びているストラクチャー)に効果的
- 投げて落とすだけのアクション不要
デメリット
- 根掛りしやすい
ワッキーリグの種類
ワッキーリグには、3種類あります。
- ノーシンカーワッキー
- ジグヘッドワッキー
- インチワッキー
ノーシンカーワッキーとは

上の画像のように、ワームの真ん中にフックを刺して釣る釣り方です。ネイルシンカーは刺しません。
ジグヘッドワッキーとは

「ジグヘッドワッキー」という名前の通り、ジグヘッドをワームの真ん中に刺して釣る釣り方です。
インチワッキーとは

1インチのショートシャンクのジグヘッドを使って釣る釣り方です。
見た目はジグヘッドワッキーとそんなに変わらないです。
インチワッキーの由来は、ジャッカルの秦プロが韓国で行われたトーナメントに出場した際に韓国のプロが使っていてかなり釣っていた事で、「コリアンリグ」って名前になりそうだったのですが、ジャッカルの加藤さんと秦さんで知恵を絞り「1インチのショートシャンクのジグヘッドを使ってシェイキングするからインチワッキーが良いのでは?」という事でインチワッキーという名前が付いたそうです。
インチワッキーのメリット

「ZAPPU」スタッフの俺達。秦プロプロデュースのインチワッキーのメリット
- インチワッキーフックは必ず上あごに掛るように設計されている。
- つまり細い糸を使ってもブレイクしにくい仕様です。
- V刺しする事によってフックとワームが一体化してずれにくくなり、安定してフォールして落ちていきます。
「V刺し」の刺し方は下の動画をどうぞ。12分のあたりから解説があります。
ジグヘッドワッキーとインチワッキーの違い
見た目はそんなに変わらない2つのリグですが、決定的な違いがあります。
それは、「フックの形状」です。


(画像左 インチワッキー)(画像右 普通のジグヘッド)
画像右側のジグヘッドは、ラウンド形状といって、綺麗な半円になっているのが特徴です。このラウンド形状は、バスがワームを食べた際にそのまんま口内にジグヘッドが掛かり易いです。
画像左側のインチワッキーは、ラウンド形状と違って、急に鋭角に曲がっていますよね?この形状は、リマリックベンドと言います。よくフライフィッシングとかで使う事が多いです。
リマリックベンドの特徴は、魚が食って反転したときに上顎に掛かり易い特徴があります。貫通力も優れています。
ジグヘッドワッキーとインチワッキーの使い分け
ジグヘッドワッキーとインチワッキーの使い分ける要素は、2つです。
「針掛かり重視」で釣るか、「ワームの動き重視」で釣るかです。
「針掛かり重視」で釣るなら、ジグヘッドワッキーです。人為的なプレッシャーが掛かっている時は「ワームの動き重視」で釣るインチワッキーがオススメです
ジグヘッドの種類

ジグヘッドワッキー、インチワッキーに使うジグヘッドには、ガードが付いているジグヘッド(画像左)と付いていないジグヘッド(画像右)の2種類あります。ジグヘッドワッキーは、根掛りしやすいので根掛りが多い場所では、ガードが付いているジグヘッドを使用してください。
ジグヘッドの重さの使い分け
僕の場合。
基本的に1.3gをベースにしています。その場所の「水深」や「活性状況」に応じてジグヘッドの重さを軽くしたり、重くしたりしています。軽い順から重い順に言うと、使い分ける重さは4種類。「0.9g」「1.3g」「1.8g」「2.7g」を使い分けています。
初心者の方は、「軽い」・「普通」・「重い」この3種類があればいいと思います。
なので、「1.3g」「1.8g」「2.7g」を使ってみて下さい。
オススメな3つのアクションと動かし方
1.フリーフォールで誘う
5月位〜10月くらいまでの時期は魚が中層に浮いている事が多いです。と言っても、何にもない所に浮いている事はあまりないです。何かしらのストラクチャー(障害物)の近くの中層で浮いている事がよくあるんで、ストラクチャーの横にワームを落として糸を張らずに落とすだけです。ボトムに着いたら回収して再びキャストの繰り返しです。
2.中層を一定にキープしながらフワフワシェイクさせながら誘う
初心者の方にはちょっと難しいかもですが、まず中層をキープするためには底に着くまでに何秒かかるか数えましょう。数えた数の半分=中層ってことになるので、ネコリグ、ダウンショットをシェイクする要領でシェイクしながらラインをゆっくり巻き取るだけです。
※簡単なイメージは、ミドストのシェイクするバージョンです。
3.ボトムでズル引き・放置・シェイク
いくら中層を探ってみても反応がない時は、底をズル引き・放置・シェイクでワームを追う気がないバスをランダムなアクションを織り交ぜながら誘ってみましょう!
「餌追うのめんどくせ〜」、「釣り人のせいでテンション上がんないから今日飯いーや。」「出産したばっかりで動けるわけないでしょ!食べたくても動けないから食べられないのよ!」とかの理由でやる気のないバスや活発的に動けていないバスに対して効果的です。
人間だって疲れてる時にわざわざ豪華な料理作ったりしないですよね?それと一緒です。
※底に岩や枝など根掛りする要素が多い場所にはオススメしないです。
ワッキーリグにオススメワーム3選
1.ジャッカル フリックシェイク4.8インチ

すべてのバスを振り向かせる!
ストレートワームのボディーをあえて曲げて微妙なカーブを持たせることで、これまでにない釣果を約束。その計算し尽されたカーブの先端がフォール時にピクピクと振動し、まるで生きたミミズのような動きでバスを誘惑します。縦の動きが横の動きに変わることで、従来の動きに無反応だったバスも一撃必釣を約束。ジグヘッドワッキーを不動のリグに押し上げた秀逸のソフトベイトです。
ジャッカル社より
2.オーエスピー ドライブクローラー4.5インチ

かつてない究極クロール
シンプルな形状ゆえ、性能差が曖昧であったストレートワーム。しかし、ドライブクローラーは、形状・素材硬度・比重の黄金バランスを導き出し、バスにとっては未体験ゾーンとなる自発的クロールアクションを新開拓した。ロッドアクションにおいても、全身を細かく波打たせる生々しい震え、クネリを発生。明確な性能差をもってタフバスに対峙するドライブクローラー、この身悶えに抗えるバスは、いない。
osp社より
3.ジークラック ジークローラー4.8インチ


マテリアルを一新しフィールドで差が出る自信作。
ダウンショットにネコリグに使いやすい、3.8インチと4.8インチ。塩入り高比重、こだわりのNEWマテリアルにて生まれ変わったストレートワームジークローラー。シンプルなストレート形状は、フィールドを選ばず使え、もっちりとしたマテリアルはロッドアクションを素直に伝え、バイトの際の食い込みも非常に良いものに仕上がった。
オリジナルソルトインソフトマテリアル採用でくわえて離さない長時間のバイトを約束するストレートワームの自信作である。
ジークラック社より
「オススメ3選 ワームのカラーセレクト」
ワームのカラーセレクトについて
イキナリざっくりですが、自分の気にいった色をとことん投げてください。なぜなら、自分が気に入った色を使うのとそうでない色を使うのでは、長時間釣りをしてると集中力がなくなって飽きちゃうからです。
でも、ワームのカラーセレクトについては後日ガッツリ書こうと思いますので、今回は初心者を悩ませないためにも簡単にオススメカラーセレクトを紹介します!
1.「グリーンパンプキン」or「ウォータメロンペッパー」
- 1番オールマイティーに使える
- どっちか1つ持っていればokです
2.水質が綺麗な時 「スカッパノン」
- 赤色ですね。赤系だったら問題ないです。
- 産卵時期の春にも赤色は効きます。
3.水質が濁っている時 「黒系」or「白系」or「青紫系」
- 黒系・白系・青紫系は全部濁りに強い色なんでこの3つのうちどれか1つ
※釣りには「100%この色は釣れない」って事は10000%ありえません。人それぞれならぬ魚それぞれなので。悩んで決めきらない方は、是非参考にしてみてください。
迷わないワームのサイズの選び方
シンプルに「4.5」インチか「4.8」インチをベースに「中」と仮定して、「3.5」インチ〜「3.8」インチを「小」と、「5.5」インチから「5.8」インチを「大」と考えてください。
「小」を使うと、どうなるか。
- ワーム自体が小さくなるので表面積が小さくなり、重いジグヘッドを使うと1番早くフォールする
- スレてて口を使わないバスに有効
- 見えているバスにも有効
- 釣れる魚のサイズが選べない
- 小刻みにもっとも動く
- 存在感が小さい為、遠くにいるバスから気付かれにくい
- 一口で食べやすい
「中」を使うと、どうなるか。
- 1番オールマイティーな大きさ
- 20cm以下のバスはあまり食ってこない
- 崎田的には1番最初に使うワーム
「大」を使うと、どうなるか。
- ワーム自体が大きくなるので表面積が大きくなり、重いジグヘッドを使うと1番遅くフォールする
- デカイバスが食ってきやすい
- 存在感がデカイからバスに気付かれやすい
- 大きくワームが動く
どのサイズも一長一短あり必要不可欠ですが、その時の状況に応じて使い分けることが大切です。
釣るのは、魚なので魚に聞いてみる事が1番です。ワームのチョイスやリグの選択がその状況に合ってなければ釣れないですが、合ってれば少なくともアタリなどのバスからの反応があるので
リグ、カラー、サイズを色々変えながら試行錯誤を繰り返す事が1番バスが釣れる秘訣です。
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